かな と 本屋
なんだか忙しくて最近あんまり本が読めない!でも読んだ記録をちゃんと残しておきたい!そんな欲求から始めたよ。ここを見た人が良い本との出会いができますように。

ブラバン(津原 泰水)








ブラバン ブラバン
津原 泰水 (2006/09/20)
バジリコ
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正直、ブラバンなんてわからない。
こんなに熱中して何かをやったことなんて無いかもしれない。

それでも、祭りの夢は見続けられ、
見続けている限り、ちょっとしたサプライズが人生には用意されるのかもしれない。

そんな思いがした。

でも、ブラバンに関心が無い私には時折注釈じみた部分が鬱陶しいことも。
好きな人には気にならないだろうから、良い小説なんじゃないかと思います。

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『あおぞら』 星野 夏








あおぞら あおぞら
星野 夏 (2005/10)
ポプラ社
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久しぶりに小説じゃないものを・・・
その日持って行く本を忘れてしまったために偶然手に取った本。

「あおぞら」という言葉がつく本のタイトルはたくさんある。
けど、この『あおぞら』は今まで読んでたのとはちょっと違うか。

自らの体験を忠実に紙面に再現していくのは大概苦痛を伴う。
自分を良く見せたい!という欲求は誰にでもあるものだし、思い出したくない事柄ならば再現なんてしたくもない。
それをあえてやってのけた本。

彼女の体験をどう捉えるかは読み手によってかなり違うだろう。
でも、正直に差し出されたものなんだろうから、
正面から読むことに取り組んで欲しい。

そんな本です。
内容はあまりにも・・・なんで触れられないけど、読んでみたら何かを感じるはず。


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『手紙』 東野 圭吾








手紙 手紙
東野 圭吾 (2006/10)
文藝春秋
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物語は淡々と進みます。
静かに始まる兄弟の暮らしから、兄の犯罪によって崩壊する生活。
その後の弟の苦悩と周囲の思い。


罪を償うというのはどういうことか。
犯罪とは社会的な自殺なのか。
正面を向いて生きていくだけが生き方なのか。


いろいろ考えさせられます。
答えは用意されていません。
読み手一人一人違う答えがあるでしょうし、そうでなくてはいけない。
統一した見解なんて答えじゃない。
そう思わされる物語です。


静かに思い物語を読んで、是非いろいろと考えてみてください。

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クレオパトラの夢 『恩田 陸』








クレオパトラの夢 クレオパトラの夢
恩田 陸 (2006/12)
双葉社
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神原恵弥なんていう強烈なキャラクターが活躍するシリーズ第2作。
見た目麗しく、頭が良いなんていうとイヤミな感じだけど、声が男のままでおネエ言葉を使うってなると、インパクトが強すぎて、他が気にならなくなってしまう。


クレオパトラって何?ってとこから謎なんだけど、謎解きよりも何よりも双子の掛け合い漫才にどうしても気がいってしまう。
あぁ、もっと展開をきちんと予想して考えるべきだろうところなのにー!
って思いつつも掛け合い漫才を楽しんでる自分がいる。
うちに弟がいたらここまで影響されてしまったかしら?
なんて架空のことまで考えてしまう。


その勢いのまま最後まで読んでしまった。
第1作「MAZE」を読んでいなくても大丈夫。
ぜひ読んでくださいませ。


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「送り火」 重松 清








送り火 送り火
重松 清 (2007/01/10)
文藝春秋
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本当にいそうないろんな普通の人たちを主人公に書かれた短編集。

表題作は多摩地方がモデルかしら?なんて思うけど、別にどんな地方だってありえる話。
昔開発された郊外の住宅地に残されている親。
子どもはそう思っていても親は残されているなんて感じてるんだろうか。
どんなに不便でも、どんなに古びても、どんなに寂れても、それでもここが自分の家。
だから離れられない。離れるなんて考えられない。

そんなことって実際にどこにでもある話じゃなかろうか。
それだけで終わってないから小説なんだろうし、読んで暖かくなる。

それ以外に個人的には家路がツボ。
身近に聞くような話なので、いろいろ考えさせられたよ。

ぜひぜひ読んでいただきたい。
1度読んでもすぐまた読み返せるくらいの良書だと思うから。

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